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​STORY

教皇領──エルグラード第14教区。
その聖地から、追放されようとしている一人の司教がいた。

男の名は、マックスウェル。
かつて都を騒がせた「悪魔の使い」……その再来と噂される人物である。
人々の心に根を張り、ことごとく堕落せしめた彼は、権力を剥奪され、遠い寒村に左遷されることとなった。

だが大きな野望を抱くマックスウェルは、その成就のため、教皇領への帰還を胸に誓う。

「ユス・プリマエ・ノクティス……」

鍵となるのは、初夜権。
婚姻の儀を挙げた夫婦に介入し、処女を己に捧げさせる、聖職者に許された特権である。

「処女の血は、悪魔に魅入られるもの」

「神聖なる我が身を持って清める──立派な贖罪行為です」

聖職者の務めは、それだけではない。
心に邪悪を飼うものを糾弾し、神の名の下に裁く……すなわち、異端審問。

「権威を行使すれば、女を召喚するなど簡単なこと」

「そこで適当な罪を着せれば……」

女たちの法悦と悲鳴を求め、マックスウェルは暗躍を始める。
権力を束ね、さらに高位の女を抱いた先に見える、覇道の道とは?

いま一人の聖職者の野望が、大陸を呑み込もうとしていた──!

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